おうちの応急じてん
「どうしよう」の瞬間に、開くじてん。
すぐやること・だめなこと・受診の目安。
迷ったら #7119(救急安心センター)に電話で相談できます。命に関わりそうなら、ためらわず119へ。
こむら返り(足がつった)
すぐやること
- 1.あわてず、ゆっくり呼吸
- 2.つま先を手でつかんで、すねの方へゆっくり反らす
- 3.落ち着いたら、ふくらはぎを軽くさする・温める
🚫 しないで: 痛いのを我慢して急に立ち上がること。
🏥 何度もくり返す・歩けないほど痛みが残るときは、かかりつけへ。
鼻血
すぐやること
- 1.座って、少しうつむく
- 2.小鼻(鼻のやわらかい所)を指でつまむ
- 3.そのまま10分、離さず押さえ続ける
🚫 しないで: 上を向く・首の後ろをたたく・詰め物を何度も入れ替えること。
🏥 20分以上止まらない・血液の薬を飲んでいる方は早めに病院へ。
軽いやけど
すぐやること
- 1.すぐ流水で冷やす(10〜20分・水道の流しっぱなしでOK)
- 2.服の上からのやけどは、脱がさず服の上から冷やす
- 3.冷やしたあと、清潔なガーゼなどでそっと保護
🚫 しないで: 氷を直接あてる・みそやアロエを塗る・水ぶくれをつぶすこと。
🏥 水ぶくれが大きい・顔や関節・手のひらより広いやけどは受診を。
切り傷
すぐやること
- 1.きれいな水で傷を洗う
- 2.清潔なガーゼやハンカチで、傷の上をしっかり押さえる(圧迫)
- 3.血が止まったら、ばんそうこう等で保護
🚫 しないで: 傷口に直接ティッシュを当てること(繊維が残ります)。消毒液の使いすぎも治りを遅らせることが。
🏥 深い・ぱっくり開いている・10分押さえても止まらないときは受診を。
とげが刺さった
すぐやること
- 1.刺さった周りを石けんで洗う
- 2.とげの端が出ていれば、毛抜きで刺さった向きにまっすぐ抜く
- 3.抜けたら、もう一度洗って保護
🚫 しないで: 深追いして皮ふをほじること。
🏥 深い・抜けない・ガラスや金属のとげ・赤く腫れてきたら受診を。
立ちくらみ・めまい
すぐやること
- 1.その場にしゃがむ(転ぶより、しゃがむが正解)
- 2.できれば横になって、足を少し高くする
- 3.落ち着くまで、急に動かない
🚫 しないで: 「大丈夫」と我慢してそのまま歩き続けること。
🏥 何度もくり返す・ろれつが回らない・手足のしびれを伴うときは、すぐ受診(救急も考えて)。
しゃっくり
すぐやること
- 1.コップの水をゆっくり少しずつ飲む
- 2.息を深く吸って、10秒ほど止めてみる
- 3.だめでも、たいてい自然に止まります
🚫 しないで: びっくりさせてもらう方法は、転倒のもとになることも。
🏥 2日以上止まらないときは、一度かかりつけに相談を。
目にゴミが入った
すぐやること
- 1.こすらない(まず、これがいちばん大事)
- 2.きれいな水か水道水で、目をやさしく洗い流す
- 3.まばたきで涙と一緒に流れるのを待つ
🚫 しないで: 指やティッシュで直接とろうとすること。
🏥 洗剤や薬品が入ったときは、15分洗い流しながら眼科へ連絡。痛みが続くときも眼科へ。
虫刺され
すぐやること
- 1.刺された所を流水で洗う
- 2.冷やす(かゆみ・腫れがやわらぎます)
- 3.かゆみ止めの薬があれば塗る
🚫 しないで: かきこわすこと。とびひの原因になります。
🏥 ハチに刺されて息苦しさ・じんましん・めまいが出たら、ためらわず救急車(119)を。
打撲(ぶつけた)
すぐやること
- 1.まず冷やす(タオル越しの保冷剤で15分ほど)
- 2.ぶつけた所を心臓より高くできれば、腫れにくい
- 3.その日は温めない・もまない
🚫 しないで: すぐお風呂で温めること・強くもむこと。
🏥 頭を打った・変形している・体重をかけられないときは受診を。頭は「あとから」が怖いので、当日は様子見を丁寧に。
魚の骨がのどに
すぐやること
- 1.軽くうがいをしてみる
- 2.とれなければ、それ以上さわらない
🚫 しないで: ごはんの丸のみ(骨が深く刺さることがあります)。
🏥 痛みが続く・違和感がとれないときは、耳鼻咽喉科へ。
靴ずれ
すぐやること
- 1.きれいに洗う
- 2.水ぶくれは、つぶさずに ばんそうこうで保護
- 3.靴ずれ用の保護パッドがあれば、なお良し
🚫 しないで: 水ぶくれの皮をむくこと。
🏥 赤く腫れて痛みが増すとき(化のうのサイン)は受診を。糖尿病の方は足の傷を軽く見ないで。
突き指
すぐやること
- 1.冷やす(タオル越しに15分)
- 2.無理に引っぱらない
- 3.テープや添え木で安静に
🚫 しないで: 「治る」と言われている「引っぱる」は、悪化のもと。
🏥 曲がらない・変形・腫れが強いときは骨折のことも。整形外科へ。
食べこぼしでむせた・軽い誤嚥
すぐやること
- 1.前かがみにして、せきを続けさせる(せきが一番の排出力)
- 2.肩甲骨の間を、手のひらの付け根で強くたたく(背部叩打)
🚫 しないで: あわてて水を飲ませること・指を口の奥に入れること。
🏥 声が出ない・顔色が変わる窒息のサインなら、ためらわず119番。高齢の方のむせ込みが続くときは相談を。
一般的な応急手当の目安です。
ようすが おかしいときは、迷わず受診・相談を。